二児の母として不器用ながらも子育てしてきましたが、何でもそつなくこなす夫と家事や育児方針、生活の意見が合わず、ストレスを感じていました。週末しか子供と接していない夫の方が子供たちとうまく関わっているような気がして自分に自信がなくなり、イライラして子供にキツい言い方をしてしまったり、過干渉になってしまったり…。そのうちに「お母さん嫌い」と言われるようになってしまい「こんなに頑張ってるのにどうして」と更に落ち込む悪循環から抜け出せずにいました。
そのうち新型コロナの影響で夫の在宅時間が増え、顔を合わせば喧嘩になり、一緒に過ごすことが苦痛になり、事務連絡はLINEのみ、口も聞かない日々が何ヶ月と続きました。
会話のない夫婦の中で育つ子供への影響が心配になり、別居や離婚を考えるようになりました。こんなことになって子供へ申し訳ないという気持ちと、自分ではどうしようもできないと悩み続ける毎日で、精神科や心療内科へ行くことも考えましたが、薬に頼るのではなく、まずは専門の方に話だけでも聞いてもらいたいと思い、カウンセリングを予約しました。今井先生を希望したのは、夫婦間の悩みなのでご結婚されている女性カウンセラーの方が良いと考えたからです。
マイナスな思考を引きずらない考え方、気持ちの切り替え方や言葉、自分への労わり方など、毎回とても勉強になります。
自分でも気付かなかった考え方のクセやいい所を教えていただけます。もともと自己肯定感が低いのですが、私って頑張ってるんだな、ダメな人間じゃないなと少しずつ自分を認めて、ありのままを受け入れられるようになりました。
前に比べて変化したこと、できるようになったこと、どんな些細なことでも気付いてすごく褒めていただけます。この年になって誰かに褒められることもないのでとても嬉しいです。
私自身考えがまとまらず、話せない時がありますが、うまく引き出してくださるので、リラックスして話すことができます。
カウンセラーという立場だけでなく、妻として、ママとしての立場からお話ししていただける時もあり、カウンセリングを受けていることを忘れる瞬間もあります。
敷居が高いイメージがありましたが、始めてよかったと心から思います。落ち込んだり自分を責めることがなくなり、精神的に安定してきました。夫婦喧嘩が減って、会話が増えました。コロナ禍で、週末どうやって子供たちを楽しませようか話をするまでになりました。事務連絡以外のLINEも増えました。
本やネットなどで情報を取り入れることもできますが、プロの方が話を聞いてくださって個々のケースに寄り添ったアドバイスをいただけるということは本当に価値があることだと思います。
先生にはとても感謝していますし、あの時勇気を出してカウンセリングを予約してよかったと思います。
✦ セッション回数 6〜10回
✦ カウンセリングの効果には個人差があります。
関連ページ:夫婦関係の悩み|アプローチ例
公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
短大卒業後、社会人経験を経て臨床心理士を目指し早稲田大学に再入学。大学では認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行ってきた。2015年、公認心理師・臨床心理士の専門性を生かしたカウンセリングを行うBlossomeを開業。小学生2児の母。