息子(小学校三年生)のチック症状、読み書きが不得意である事が気になり、彼の出来ていない部分、いやな所ばかり見てしまうようになった。息子の言動に対し、言って意味のない事(何でそんな事もできないの?など)を言い、状況を悪化させる伝え方(常に怒り口調)をし、それに反抗する息子に手をあげてしまうという悪循環をどうにかして断ち切りたかった。
後から考えて後悔するような怒りに任せた言動が減りました。
また、
・子供をよく観察し褒め、話を聴く
・望ましい行動が生じやすくなる条件、きっかけを工夫する
・伝え方に気を付ける
このような事を心がけるようになり、いつもの悪循環に陥ることがなくなりました。今でもチックや学習面の事は気になります。しかしそれらの事で彼のすべてが嫌!ではなく、そういう部分も息子の一部、出来ていない事もいつかできるだろうと考えられるようになってきたと思います。少しずつですが。
何より良かったと思うことは、毎朝笑顔で「行ってらっしゃい」が言えて笑顔で「おやすみ」が言えるようになった事!!以前は心配、不安、不満が多く、気持ち良く送り出し、穏やかに一日を終えることが出来ない日が多かったので。。
いつも丁寧に注意深く話を聴いて下さり、私に伝わりやすい言葉で話して下さいます。
私ってこんなにも自分の事について話しをするのが好きだった??と後から笑ってしまうほど色々な事を話してしまうのは、‘そのままの自分を受け入れてもらえる’という安心感からなのかな。
「こういう研究結果があってね、、、」と先生から専門的な知識を得ることはとても楽しく、そーなんだ!!!と納得することが何度もありました。
”今”に焦点を当てる大切さや自分の考えのクセを知ることで心にゆとりがうまれました。
客観的な視点で今自分の置かれている状況を理解し自分自身をケアできれば、自然と周りに対してもベストが尽くせ、自分も相手もみんな心地よく生活できるのだと実感しています。
✦ 6回コース
✦ ペアレントトレーニングの効果には個人差があります。
公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。
女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。