たとえば、子どもが
お店の中を走り回ったり
お友だちを叩いたり
人に石を投げたり
道路に飛び出すなど
明らかに叱る必要のある場面で
叱っていません。
どうせ言っても子どもは
聞かないからという理由で
叱ることを諦めてしまっている方もいます。
・
確かに、何度言っても
聞いてもらえないのは
つらいですし
嫌になってしまいますよね。
でも、そのままにしておいて
大丈夫でしょうか。
今は子どもだから
親(大人)が守れます。
でも、大人になったらどうでしょう。
お子さんは、生きにくさを
感じるのではないでしょうか。
子どもの気持ちを尊重することは
もちろん大切なことです。
でも、ダメなものはダメと
伝えることも大切だと思います。
困った行動を少なくするための
やり方はいろいろあります。
その中にはお子さんにあった方法も
きっとあると思います。
お子さんの年齢が低いほど
効果はみられやすくなります。
興味がある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。
公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
短大卒業後に社会人経験を経た後、臨床心理士を目指して早稲田大学に再入学。早稲田大学では学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。