でも実際は
言葉以外の情報(例:表情、視線、声)でも
積極的にコミュニケーションが行われています。
ある研究では
コミュニケーションにおける7割近くが
この言葉以外(非言語)のコミュニケーション
によることがわかっています。
研究によっては9割ともいわれることも。
それくらい非言語コミュニケーションは
大切なものです。
・
そしてここから本題なのですが
夫婦の場合は「相手の表情を見ていない」
ケースが多いそうです。
心あたりありませんか?
相手の表情をみていないと
相手の表情から気持ちを推測するのが
難しくなります。
場にそぐわない話題
(相手が嫌がっていること)を
ずっと続けてしまうこともありえます。
それだけではありません。
相手の表情をみてないということは
話している相手の顔を
みていないということです。
話をしているのに
相手が興味をもって聴いてくれなかったら
話したいと思う気持ちはうせてしまいます。
その結果、気持ちがはなれてしまうことも
十分に起こりえます。
・
いつも一緒にいると
お互いに慣れがでてきます。
知らずしらずのうちに
夫(妻)以外の人には絶対にしないような
コミュニケーションスタイルを
とっている方も多いです。
「親しき仲にも礼儀あり」
もし心当たりがあるなら
今日から気をつけてみませんか?
この記事を書いていて
私もあらためて気をつけたいと思いました。
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公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。
女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。