上の子が1・2歳の頃
近所の子育て広場に
よく遊びにいきました。
でもいつからか身の回りにあるおもちゃを
ポイポイ投げるように。
自分で対策してもうまくいかず
スタッフさん(保育士さん)に
相談してみても
「今はそういう時期よね」といわれ...
他の子にあたってしまったら大変なので
そこに行くのをしばらくやめました。
でも、家にこもってばかりだと
私も子どももストレスが
たまってしまいます。
なので、その時期は公園で
遊ぶことにしました。
公園だと人も少なく寂しかったのですが
子どもがおもちゃを投げるストレスから
解放され、ホッとした自分もいました。
子どもも私に注意されることなく
のびのび遊ぶことができました。
・
そして半年ほど経ち…
次に子育て広場に行った時には
おもちゃを投げなくなっていました。
すごくほっとしたのを覚えています。
大学で発達心理学を教えていたので
その時期その時期で
子どもの成長に必要な動きが
あることは知っていても
わが子のことになると
心配したのをおぼえています。
・
もし今おもちゃ投げに悩んでいるなら
私のようにお母さんも子どもも
ストレスのかからない遊び方を
選んでみるのも1つだと思います。
遊びに行ったのに怒ってばかりだと
お互いにつらいですので。
子どもは時に大人が理解しにくい
行動をします。
でもそれは成長に必要な動きでもあります。
子どもの成長にあわせる
心配せずにゆったりと見守る
今あの頃を振り返ってみて
それが大切だと痛感しています。
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公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。
女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。