6カ国の国民を対象に
「あなたはお子さんのこれまでの成長
についてどの程度満足していますか?」
という調査をしました。
満足と答えた割合は
日本 :58.5 %
韓国 :74.0 %
フランス :74.5 %
タイ :82.4 %
スウェーデン:89.1 %
アメリカ :89.6 %
でした。
6カ国の中で
日本人が最も低いことがわかりました。
・
この結果をみて思ったのは
日本人は子育てに対して
完璧を求める傾向が強いということです。
勉強も運動も社会性も
すべてできてはじめて満足できる方が
多いのかもしれません。
だから、子どものよさにも気づきにくい。
お子さんの長所をきかれても
すぐに答えられる親は少ないといわれています。
・
子どもの成長には
親が「できている部分」を認めていくことが
とても大切だとわかっています。
「足りない、足りない」と嘆くよりも
がんばっている部分を
認めていくことが大事なのです。
私たち親が今求めれられていることは
子どものよさに気づくことや
子どものよさを認めること
のように思います。
そうすれば
子どもたちは堂々と胸をはって
「自分は自分でいい」と
思えるのではないでしょうか。
関連記事|体験談11 毎朝笑顔でいってらっしゃい
公認心理師・臨床心理士 いまいちづこ
早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。2015年、公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行うBlossomeを開業。
女性起業家として、また小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。